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つづく音楽教室の教本についての考え方
教本においては、大人の方もお子さんも生徒さんのペースや興味に合わせて適宜選択していきます。大人であっても子供であっても、人はみな個性があります。技巧的なことに興味があったり、ゆったりとした表現をすることに興味があったりします。講師は、生徒さんとお話をしながら興味によって教本を選びます。
大人の方であれば「べつに楽譜が読めなくてもとにかく楽器が弾けるように慣れば良い」という方もおられると思います。楽譜は読めるに越したことはありませんが、楽譜が読めなくてもこんなすごい演奏が出来てしまいます。このような方は、レベルに応じて講師が必要な練習方法を指導させていただきます。
また、演奏したい曲があるときは、講師が弾けるように楽譜をアレンジしたり、楽しく練習できるよう講師が共演したりしますが、体系立てて学びたい方はやはりベースとなるテキストを持つことをお勧めします。
入会前の方でもこちらからお気軽にご相談下さい。(入会を無理にすすめることはしておりませんのでご安心下さい。)
広く音楽教室で使われている教本は、やはり効果的なレッスンができますので、その中でも、つづく音楽教室では以下の教本を使用しています。
小さいお子さんの場合
楽譜には、音の高低や長短、拍数等、算数や理科的な概念や知識が必要です。ですので、小さいお子さんには楽器の奏法や楽譜を教える前に「足すとか引くとか」の概念を教える必要があります。
教本ありきではなく、やはり「そのお子さんに合った練習方法を見つけていく」というアプローチになります。
バイオリン教本[子供・大人]
スズキメソード教本(バイオリン)
スズキメソード教本とは(ウィキペディア要約)
スズキ・メソードとは20世紀の日本のヴァイオリニストと言われた鈴木鎮一氏(1898年10月17日 – 1998年1月26日)によって創始され、60年余りの歴史をもつ”子どもの”ために考えられた音楽育成のノウハウです。全10巻あり、成長に合わせて次の巻に進みます。小学校のように1年生、2年生と学年が上がるような感じでステップアップのカリキュラム(卒業制度)が組まれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89

スズキメソードは、情操教育としてバイオリンを学ぶお子さん向けに作られたバイオリンテキストでCDが添付されているのが良い点です。演奏法などの説明きいは記載はなく、講師の解説を想定しています。バイオリンはクラッシック曲を弾くために考案された楽器ですので、曲は基本的にクラッシック曲で、初心者でも行きやすいようにアレンジされています。60年以上の歴史があり、レベルに応じて一般人にもよく知られたクラッシク曲を学べる良いテキストです。
クラッシク曲をしっかり弾けるようになりたい方は、スズキメソードを中心にレッスンします。しかし、「この曲が弾けるようになりたい」とか、お子さんですと「アニメの曲に興味がある」なていうこともあるかと思います。ときに「”情熱大陸”が弾きたい」という方もおられたりします。初心者には難しい曲の場合は、講師が生徒さんのレベルに応じて楽譜をアレンジしてレッスンさせていただきます。
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サスマンスハウス はじめてのヴァイオリン教本

譜読みや音楽の基礎、左手の指のつかい方などのが学べます。30年以上の歴史があり、ドイツをはじめヨーロッパ各地でヴァイオリン初級教本として使われています。
ヴァイオリニストの親子によって作られた教本で、父(エゴン)はエチュード(演奏技術を学ぶための練習曲)で知られるセヴシック門下で本テキストを作り、その息子(カート)も大学音楽院で教える優れたバイオリン講師となり、この教本を発展させました。
ヨーロッパのスズキメソードという印象のテキストで、特にご要望がない限りはスズキメソードを使用させていただきます。ご希望の方はこちらからお買い求めいただけます。
篠崎バイオリン教本

特にご指定がない場合は、スズキメソードを使用しますが、こちらも人気のテキストですのでご希望があれば使用します。
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新しいバイオリン教本 音楽之友社

お子さん含も含め上級者の方向けテキストになります。「スズキメソードでは物足りない」という方は、こちらのテキストを使用します。5巻くらいになると一般のレベルですと超上級者という印象になります。6巻ですとチゴイネルワイゼン等、難曲と言われる曲があります。
チゴイネルワイゼンはプロの演奏家がコンサートの最終演奏で弾くような曲で、超絶技巧の見せ場がいくつもある曲です。ご参考までにこちらは葉加瀬太郎さんの演奏です。3分29秒以降がミラクルな演奏です。
管理人は10年後(2030年)ぐらいにまでになんとか弾けるようになれるよう頑張っています。ゆっくり演奏であれば、4~5年以内に弾けるようになりたいですね。今は、ハイポジション(高音)の開拓と左手ピッチカート(指で弦を弾く演奏法)に取り組んでいます。
練習曲教本
音階練習、ポジション練習、指鍛錬のテキストです。1ページ目から順に練習するよりは、弾きたい曲に応じて必要な練習曲を選ぶのが一般的です。
購入しても良いですが、まずは講師から必要ページのPDFをもらうのが良いです。
ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

初心者~中上級者まで使える音階教本です。ファースト・ポジションから格調の基本音階を学べます。
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セヴシック バイオリン教本

音符や文字が大きめで書かれているので見やすいのが特徴です。ポイントを絞ったボーイング(運弓)やフィンガリング(運指)の練習ができます。
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カイザー

初級を卒業し、中級レベルになられたくらいの方が使える練習曲集です。練習曲集として良い本ですが、読譜作業もあるため目的を絞った利用法がお薦めです。
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子ども用バイオリンテキスト
幼児のためのはじめてのバイオリン(音楽之友社)

音符を理解するところからスタートする小さなお子さん向けのテキストです。「まずは、3つの音だしてみる」というような簡単なところからバイオリンになれていくような導入になっています。音符も大きく書かれていて、3~4歳のお子さん向けとして良く出来ているテキストです。
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子供のためのバイオリン教室[小学生向け]
小学生から始める方は、こちらの教本を使います。上巻は簡易すぎるため、中巻から使用します。中巻はE線(1弦)A線(2弦)を練習し、下巻ではD線(3弦)G線(4弦)を加えた全部の弦を練習をします。
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つづく音楽教室にて使用するソルフェージュのテキストはこちらで掲載してあります。
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