以下の料金表のように大手音楽教室でよく見る、初級・中級・上級で料金設定が異なるケースについての説明です。

初心者の方が教えるのにパワーがかかるけど料金が安い
実は、講師からすると初心者の方がかみ砕いて伝える必要があり、サービス側からすとる初心者のレッスン料を上げるのが適当です。また、中級レベルの曲が弾けるようになったら、
「レベルがありましたので料金も上がります。」ということになりますが、このタイミングは講師にとっても生徒さんにとっても如何なものでしょう。
講師からすると、実は上級者の方が当たり前なことが分かっているので、教えるのは楽なのです。
初級のレッスン料金が安い理由

- 料金的な敷居を下げて入会しやすくする
- 初心者へ提供する情報価値よりも上級者への情報価値の方が高い
このマーケティング的な理由によりレベル毎に料金が分かれていると思われます。
そして、講師のモチベーションの配慮です。受け持っている生徒さんをレベルアップさせると講師への謝礼も上がります。つまり、
レベル毎に料金設定するとマーケティング的にはメリットが多い
という考え方です。
しかし、この料金設定が
「初級者・中級者・上級者の皆様にとって本当に良い料金設定なのでしょうか」
という疑問があります。お客様の立場に立って考えたら、
レベルにかかわらず統一料金
が適当な料金設定。
つづく音楽教室のレッスン料金はこちらでご紹介しております。
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