代表 :佐野盾一
自己紹介
幼年期から青年期までのバイオリン
私は幼少期から高校生までバイオリンを習っていました。その後、バイオリンには興味が薄れしばらく楽器はお蔵入りとなってました。しかし、社会人になってまた練習するようになり、ときどき通っていた教会や友人の結婚式等で演奏の機会を頂いていました。
教会では、聖歌隊やフルート奏者とたまに共演できたことは楽しい思い出の一つです。
プロミュージシャンの出会い
音楽を聴くのは好きで、路上ライブでは足を止めて聴くことは良くありました。あるとき、有楽町駅でキーボードで弾き語りをしている女性がおりました。上手に歌っておられましたが、比較的遅い時間ということもあるのか、皆さん素通りで、足を止めてるのは私だけでした。歌い終わった後、私の元にこられ、「ライブがあるので、いらしてください。」とチラシを頂きました。いくつかの言葉を交わし、「実は趣味でバイオリンをやっております。」と私が申したところ、なんとその方から、、
「飛び入りコーナーがあるので、そこで良かったら弾いてください。」
と仰って下さいました。「私の技量も知らずに、良くご自分のステージの時間をシェア頂けるなぁ。」と思いましたが、せっかくのお誘いだし、こんなチャンスはまずないのでスマフォにカラオケを入れて演奏させて頂きました。
ステージ仲間ができる
その飛び入りコーナーには、他に2人のギター弾き語りの方がおりました。男性で年も近かったこともあり、良い友達になれました。そのミュージシャンやライブで友達ができ、仲良くなれて感じたことがあります。
勤めに出ると(特に男性の人間関係は)、人間関係と言えば、上下関係、組織間、組織内の関係が9割を占めるのではないてじょうか。それに対し、音楽で知り合った仲間はフラットな関係であることに気づきました。
音楽仲間はフラットな関係
趣味の音楽仲間は上下関係が無いことに気づきました(オーケストラやアンサンブルは別かも知れませんが・・)。そのミュージシャンとライブで知り合った方々は、まるで学生に戻ったかのような会話ができ、金銭的な利害関係や責任とか立場とかを一切気にすること無く、付き合える仲間は本当に心地よいものでした。
ステージが恋しくなる
その後は、仕事が忙しくなり平日ライブに行くことが出来なくなり、人前で弾く機会が無くなりました。しばらくすると、
「また、人前で演奏してみたい」という気持ちがわいてきて、ネット検索したら、病院や老人ホームの慰問ライブという音楽ニーズがあることを見つけました。
月例慰問ライブ開始
ネット検索で見つけた近所の老人ホームに、バイオリンを持って営業(サンプル演奏)しにいきました。そこで、毎月第1日曜日40分程度のステージの機会を頂き、約2年間、音楽ボランティアをさせて頂きました。私としては、ここで少し演奏力が付いた気がしてます。
演奏ボランティアをしてから1年くらい経ったころ、スタッフの方に、「初めに聞いたときより上達されましたね。」と言われたことはなんとも嬉しく、今でもありがたいお言葉として、心に残っております。
ステージに挑戦して頂きたい
私としては、音楽を趣味でされている方全てに「ステージに挑戦してみて頂きたい」って思うんです。ステージは怖さもす。でも、だからこそ挑戦してみて頂きたく思っております。なぜなら、「飛躍的に成長できる」からです。まずは、お誕生日のスカイプ発表会から挑戦頂きたいです。どんなレベルの方でも私たちにとって生徒さんの演奏は「聞いてみたい」という思いがあります。ここで自信を付けたら今度は、慰問ライブはお勧めです。多少失敗しても、必ずみなさん喜んで下さいます。
施設には音楽が好きで、生演奏に飢え乾いた人が必ずします。外部の人が来るって言うだけで、開演15分も前から開場の部屋で待って下さっている方なんかもおられます。つたない変奏も、真心もって演奏すると涙を流して聴いて下さった方らもおられます。
おわりに
できたら、「いつか生徒さんとステージをやってみたい。」これが密かな私の夢です。でも、まずは音楽を学ぶ楽しさを、つづく音楽教室で深めて頂けたら幸いです。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。